tengu-do

すずめ天狗日記

三尺坊の羽うちは

境界の山で夫婦に助けられたすずめ天狗・三尺坊は、お礼に涼しい羽団扇を作る。しかし「覗かないで」と言ったはずの制作場面を見られてしまい、真っ赤になって飛び出してしまう――優しさと恥じらいが交差する心あたたまる昔話。
夢物語

温泉ツヅラ事件

境界の山に突然湧いた温泉に大喜びのすずめ天狗たち。雀のお宿からもらった大きなツヅラを開けた瞬間、煙とお化けが飛び出す“事件”が発生。温泉と驚きが入り混じる、てんぐ堂のほのぼの短編。
施設

雀のお宿(すずめのおやど)

雀のお宿は、隠世(かくりよ)の山域にひっそりと現れる、小さな旅籠である。隠世とは、現世と異界のあいだにある“境目の世界”。音や光、時間の流れがわずかに変わり、気配が前に出てくる領域。雀のお宿は、その隠世の山の端に静かに姿を現す。山道を歩いて...
夢物語

境界の里の2/22

2月22日、境界の里では忍者の日か猫の日かで半三と猫又の又蔵が大騒ぎ。竹林を走り回り、水をかけ合い、里じゅうが笑いに包まれる――天狗と猫又が織りなすにぎやかな短編。
世界

日ノ本(ひのもと)

日ノ本は、物語の主な舞台となる列島の国である。弓なりに連なる島々は山が多く、四季があり、海に囲まれている。風俗は中期の武家時代に似るが、ここは史実の国ではない。この地には古くから「気」と「境」の感覚が息づいている。日ノ本は三界のうち、現界に...
夢物語

【絆響の章】第十話 霞伝授と絆

風の道場で須田は霞打ちを伝授され、白紙の巻物に秘められた意味と三寸坊の気配に触れる。鎖と響きが絆を示す和風日本ファンタジー第十話・完結章。
夢物語

【絆響の章】第九話 風の向こう

山の夜、須田は風の音に導かれ水鏡の池で霞を打つ。伸びた鎖の先で三寸坊が分銅を掴み、縁が可視化される瞬間が訪れる和風日本ファンタジー第九話。
夢物語

【絆響の章】第八話 飯縄の祠

山伏と別れた須田は飯縄山の祠で三寸坊に似た像と出会う。錫杖の音が道を示し、山の気配が濃くなる中で境界の縁が深まる和風日本ファンタジー第八話。
夢物語

【絆響の章】第七話 乱れの兆し

口寄せの儀が乱れ、管狐が周囲の気を吸い始める。水面が濁り、影が暴れ出す中、須田は気を注ぎ落ち着かせる。揺らぎと成長が交差する和風日本ファンタジー第七話。
夢物語

【絆響の章】第六話 山道の声

戸隠へ向かう山道で、須田は口寄せの儀と管狐の気配を目にする。歩き巫女とイズナ使いの語りが深まり、境界の揺れが忍び寄る和風日本ファンタジー第六話。

This website stores cookies on your computer. These cookies are used to provide a more personalized experience and to track your whereabouts around our website in compliance with the European General Data Protection Regulation. If you decide to to opt-out of any future tracking, a cookie will be setup in your browser to remember this choice for one year.

Accept or Deny