夢物語 【異国歩行の章】第三話 桃源郷、そして、てんぐ堂
須田は、手紙の配達をすませ、遅い夕食と情報収集の為、飯店へ入った。薄暗い店内には、酒と飯の匂いが混じり合い、木の床や柱がかすかに軋む音が響いていた。一人の客として席についた須田は、すぐにあたりを見回す。笑い声、酒瓶を回す手つき、箸の触れる音...
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