てんぐ堂 ― 境界の里・総案内

ここは、現世と異界のあいだにひらかれた小さな世界。
風が逆向きに流れたとき、
夢の中で風鈴が鳴ったとき、
木々の間にすずめ天狗がそっと止まったとき――
その一瞬が、境界の入口になる。

てんぐ堂は、その入口の先にある「里」の中心。
囲炉裏の火が静かに揺れ、
乱れた気配が澄んでいく場所。

このサイトでは、境界の里にまつわる
物語・世界設定・天狗たちの記録 を読むことができる。

てんぐ堂の歩き方(サイト全体の構造)

てんぐ堂は、次の三つの層でできている。

1. 物語(夢物語)

てんぐ堂の物語には二つの流れがあります。

ひとつは、すずめ天狗たちの日常を描く軽やかな物語。
半三、平三、三寸坊、辰三郎……
彼らの気まぐれな行動や、里の小さな出来事を綴った
「すずめ天狗日記」が、この里の“日々の気配”を形づくっています。

もうひとつは、須田が境界の里を歩きながら
心の揺れと向き合う「須田夢物語」。

  •  須田夢物語 ― 水鏡の章(全10話)
     心の揺れと向き合う、静かな章。
  •  須田夢物語 ― 異国歩行の章(全9話)
     歩きの技法と世界の広がりを描く章。
2. 世界(境界の里の設定)

境界の里とは何か。
どこにあり、どのように現れ、何が起きる場所なのか。

  • 里の構造
  • 境界の仕組み
  • 入口の兆し
  • てんぐ堂の役割
  • 里と外界の関係

物語を読む前に触れてもよし、
読み終えたあとに戻ってきてもよし。

3. 人物・天狗・施設

境界の里に関わる存在たち。

すずめ天狗たち
三寸坊、平三、半三、辰三郎……
彼らは境界をつなぐ“兆し”そのもの。

外の世界の人物
須田、風の道場の館長、水の道場の頭目、
東方街の老人、西方の冒険者たち。

施設
てんぐ堂、池、竹林、山道、東方街、出島など。
物語の裏側にある“気配の地図”として読むことができる。

てんぐ堂は「知識のサイト」ではない

ここは、情報を集める場所ではなく、
感覚を思い出す場所。

風の匂い、土の温度、
静かな呼吸、揺れる気配。

物語も、世界設定も、天狗たちの記録も、
すべては“思い出すための手がかり”にすぎない。

境界は、越えようとして越えるものではない。
歩みの中で、ふと通るものだ。

ようこそ、境界の里へ

あなたがこのページにたどり着いたということは、
すでに入口はひらいている。

どうぞ、好きなところから歩き始めてほしい。

  • 物語から入る
  • 世界から入る
  • 天狗たちから入る
  • ただ風景を眺めるように読む

どれも正しい。

境界の里は、
あなたの歩みに合わせて姿を変える。

※ 境界の里とは別に、
現世の文化や民俗、修行にまつわる記録をまとめた
「外の世界(かわら版)」 もあります。
必要に応じて、そちらもお立ち寄りください