すずめ天狗日記

夢物語

つぶて術と分身の術

須田は森の中で、木につるした的を前に、つぶて術の修行をしていた。「よし、今度こそ…!」木の実を力いっぱい投げるが、的は外れ、草むらにぽとん。「くそ…当たらない…」肩を落とす須田。手首の角度も力加減も手探りだ。もう一度挑戦しようとしたその時、...
夢物語

すずめ天狗 しゅうーごー!

木の上で三寸坊が吹く法螺貝の音は、すずめ天狗たちの集合の合図。忍びの半三、力持ちの平三、しっかり者の辰三郎が森に集まる、てんぐ堂のやさしく不思議な世界のひとコマを描きます。
夢物語

鳥居に、すずめ天狗が止まった日

鳥居は神が鳥となって降り立つ止まり木。山の鳥居にすずめ天狗が止まったとき、現世と異界をつなぐ「境界の里」への入口がそっとひらく――静かな気配を描く物語。
すずめ天狗日記

てんぐ堂の節分と豆まき

てんぐ堂に節分の夜が訪れる。すずめ天狗の大好物“てんぐ米”を狙って現れたのは、まさかの小鬼ゴブリン。豆まきで迎え撃つ、境界の里の不思議な一夜を描く物語。