猿田彦か~ら~の~

先日出かけた時に迷い込んだ路地に小さな神社があり、
そこで「祭神 猿田彦命」という文字を見つけました。

そういえばゆっくりゆっくり読み進めていた古事記も
やっと読み終えましたが、道案内で登場したっきりで
その後の話にはまったく登場しませんでした。

じゃあちょっと調べてみようかなーと軽い気持ちで
ウィキペディアで猿田彦のページを開いてみたところ、
どこから手を付けていいのかわからず萎えてしまうくらい
いろいろなことが書かれていました。

そんな中、私の気を引いたのが庚申講という文字。
庚申塚というのをよく見かけて、
いつも何なのかなーと思いつつスルーしていたのです。
でも、これも調べてみるとこれまた奥が深い…
深すぎてちょっと調べただけではわかりそうにありません(笑)
なので、さらに狭めて庚申信仰の本尊とされる「青面金剛」という
キーワードを見てみることに。
きちんと調べるとまたわけがわからなくなるので、画像検索です(笑)

天狗っぽかったらいいなーという淡い期待を持っていましたが、
全然違いました。
出てきた画像をざっくり見ると、全体的に多いのは
体が青く、炎のついた輪っかを背負っているものです。
手は左右合わせて4~6本あり、その手には三又の槍みたいなものや
舵輪みたいな輪っか、刀、弓と矢など持っていますが、
全部に共通しているのが小さな人間の髪の毛を掴んでいることです。
こわ!

ちなみに、猿田彦が青面金剛と一緒に庚申信仰で祀られているのは、
庚申の「申」が猿田彦の「猿」に通じているためだそうです。
なるほど。

猿田彦=天狗と言われたりするので関連キーワードを調べてみたけど、
今日は天狗からはズレた話題になってしまいました。
でもちょっと勉強になりました。

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