生活において衣食住は重要です。和の衣食住を簡単にまとめました。
衣
ひとくちに着物と言っても、礼服の紋付羽織袴、振袖、留袖、普段着の浴衣、甚平、作務衣など、
着用シーンや用途によって種類が細かく分かれています。
また、反物の種類も紬や友禅、染織とさまざまなものがあります。
着物の色や柄、帯の締め方に意味があったり、小物の組み合わせで季節や着る人の個性を表現することもできます。
食
和食は、日本の気候・風習などを土台に古くから育まれてきた食文化です。
出汁を用い、食材そのものの味や色彩を活かした調理法といえます。
ご飯に汁物と3つのおかずを組み合わせた「一汁三菜」が和食の基本と言われ、
現在ではユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
住
日本家屋は間取りは、襖で仕切られ必要に応じて部屋の大きさを自由に変えることができます。部屋が連続していることで奥行きが生まれ、実際の部屋の大きさよりも広々と感じられます。また、どの部屋も外に面しており、採光や通風に特化し、明るい住居空間を可能にします。プライベートを重視する現代の住宅とは異なり気候に適した多くの利点が見られます。