すずめ天狗の誕生について

てんぐ堂の世界で、すずめ天狗は、大天狗・烏天狗へと成長していく前段階に位置する、
もっとも人間に近い天狗である。
本来は鳥の精霊として生まれるが、人間社会の影響を強く受けることで
“人の姿”を獲得して誕生するという特徴を持つ。

誕生について

1. すずめが人間世界の影響を受ける
人の暮らし、職業、信仰、技術、感情や価値観など、
“人の気”を長く浴びたすずめが、
人の世界と霊的な世界の境目で変化し、見習い天狗として目覚める。

2. 人の姿を模した天狗になる
影響を受けた人間の職業や生活様式が、
そのまま外見や性質に反映される。

例:
修験者の修行場にいたすずめ → 三寸坊のような修験姿の天狗
すずめ天狗は、人と天狗の“さかい目”に生まれる存在として位置づけられる。

成長段階

すずめ天狗
 人間の影響を受けて誕生。好奇心旺盛で学習能力が高い。

烏天狗
 修行を積み、霊力と身体能力が向上した段階。
 翼が発達し、空を自在に飛べるようになる。

大天狗
 天狗としての人格・霊力・技が完成した存在。
 仮面や長い鼻を持つ姿になるのは、この段階で象徴的に現れる。

すずめ天狗は、人間の影響を受けることで個性が強く出る唯一の天狗であり、
その成長の方向性も多様である。

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