鎖ファッション

鎖術を稽古していると普段から鎖を身に着けておきたいと思います。もちろん万力鎖をポケットなどに携帯するのは軽犯罪法となるでしょう。チェーンファッションはウォレットチェーン、ネックレス、ブレスレットなどが代表的です。

※軽犯罪法第1条2項 正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他、人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者 。

懐中時計は20年ほど愛用しています。ウォレットチェーンは持っていますが身に着ける事はほぼないです。左端のウォレットチェーンは万力鎖と変わらないですね。名和先生は骸骨が好きだったと中島先生より聞いた事があったので、骸骨の付いたウォレットチェーンを見かけた時に購入しました。

ウォレットチェーン

ウォレットチェーンはバイカーズファッションとしてバイク乗りが身に着けています。もとは財布紛失の防止が目的でしたが、徐々にファッションへと変化してきました。

ウォレットチェーンは万力鎖に近く、代用も可能でしょうが、ファッション以外の用途を考えて着用するのはアウトでしょう。

懐中時計

懐中時計は衣服のポケットや懐などに入れて持ち歩く、小型の携帯用時計で腕時計が登場するまで代表的な携帯時計として長い間、世界中で愛用されてきました。

懐中時計はスーツ姿にも合いますが、鎖は細く強度があまりないので、強化鎖でなければ武器にはならないでしょう。

海外の鎖事情

当会では海外門人も多いですが、国によって鎖に対する法律も違います。イギリスでは近々、鎖武器が違法になるとの事で万力鎖や鎖鎌の稽古もできなくなるようです。対人稽古は紐を使っているので技術伝承は可能ですが、表居合の万力鎖を使った一人稽古は難しくなります。

コメント