武術と護身術

武術と護身術は動作が同一でもコンセプトが違うため、違う結果を求めます。そのコンセプトを形心館では、武術は相手を「対処する術」、護身術は相手から「逃る術」と定義してます。護身術は身を守る手法ですが、相手を制して身を守る選択を極力さけます。制する行為が危険だからです。形心館は武術と護身術を分けてコンセプトにあわせた稽古をしていきます。

攻防

同時に複数の事を行うのは難しいです。攻撃と防御を同時に行う事より、防御だけ考えて動くと意外に攻撃が当たらなかったりします。護身術では攻撃を考えない事で

武術と護身術における正中線

形心館では武術、護身術ともに正中線を重要視しています。正中線は急所があり、軸として意識することでスムーズに動く事ができます。武術は自分の正中線を守りながら相手の正中線を攻め、護身術は自分の正中線を守るりながら逃げる事を意識していきます。

正中線や軸については「武術の要点」を参照ください。

武術と護身術の関係

武術は相手との攻防を学びます。学んだ武術で防御に徹して逃げる事ができれば護身術となります。よって、武術を学ぶ事は護身術への対応も可能になります。

一方、護身術は相手を制する必要がない為、攻撃方法を学ぶ必要はありません。しかし、攻撃方法を学ぶ事で相手の動きを予測できるようになり、回避技術が向上する事につながります。形心館で護身術を学ぶ際は要望や個人のスキルに合わせ指導内容を変えて行きます。

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