武道、書道、茶道といった○○道は学習過程において人格を練磨し、人間修養の方法となっています。
武道(ぶどう)
武道(ぶどう)は、広義には古武道を含むが、狭義には「日本において独自に展開した武術文化を基にして、近代になって、西欧的なスポーツに学びながらそれに対抗して、近代的に再編して成立した運動文化です。古武道と明確に区別する場合、現代武道と呼びます。
古武道(こぶどう)とは、日本の伝統的な、徒手もしくは鈍器や刃物、火器などの武具の使用法や、水泳、乗馬など戦闘に関わる技術を体系化したものの総称です。日本武術、古流武術、古武術もほぼ同義となります。 武芸、武術、兵法などの類義語もあります。
書道
書道(しょどう)または書(しょ)とは、書くことで文字の美しさを表そうとする東洋の造形芸術です。中国が起源ですが、日本では漢字から派生した仮名も含みます。2009年に中国の書道が、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
文字ははじめ実用として生まれましたが、文化の進展につれ美的に表現する方法が生まれました。この美化された文字を書と云います。書道とはこの文字の美的表現法を規格あるしつけのもとに学習しながら実用として生活を美化し、また趣味として心を豊かにし個性美を表現していくことです。